外科やERを題材にした漫画やドラマが多い中、麻酔科医が主人公という珍しい漫画。あの華岡青洲がちょろっと出てきて、ニヤってしました。(チョウセンアサガオって日本麻酔学会のシンボルなんだそうです)
現在の医療現場は、分野に関わらず慢性的な人材不足により多忙を極めているわけですが、その中でも特に深刻なのが麻酔科医だそうです。
「医者だって悩むし、お腹も空くし、眠たいし、恋愛したい」といったスポットライトが当たらない麻酔科医の日常を、現役の麻酔科医に「リアルだ」と言わせるほど詳細に描いています。
コミカルな表現が多いですが、本質は痛々しいほどにシリアス。「年収3500万円でもやりたくない仕事」と言われている理由がよく分かります。
作中とあるキャラが、麻酔科医の役割を分かりやすく言い表していたので紹介。