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2012年10月9日

アウトレイジ ビヨンドを見てきた

久々の映画館。カナダと真逆でみんな静かで緊張した。


結構面白かった。監督が「真剣なシーンほど、笑いが出てしまう」と言っていた意味が良く分かりました。「なんでだれも笑わないんだろう」って思うシーンがちらほら。

どの出演者の演技も素晴らしかったのですが、特に西田敏行の演技と大阪弁が秀逸。ほんの少しイントネーションの怪しい箇所があるくらいで、相手を脅すその所作はネイティブのややこしい大阪人そのものでした(サングラスをかけている姿はジェームスブラウンにしか見えなかったw)


固定の画が多かった前作に比べて、動きのあるカメラワークが増えていました。ちょっと意外。


だけどいつものキタノ映画の通り、あまり売れない気がします。また、一般受けするような分かりやすい表現とテンポという切り口であれば、前作に軍配が挙がります(その代わり、グロも多いですが;)。


個人的な最大の失敗は、事前に予告編やメイキング映像を見すぎていたこと。加えて、タケシ映画が好きすぎて、観客の予想を裏切ろうとするたけちゃんの思考を予測する癖が出て、展開もなんとなく読めてしまいました。