ビッグコミックオリジナルで連載中の漫画のTVドラマ版。面白くて2日間で全話見てしまった。
新宿のゴールデン街にある深夜食堂と呼ばれる『めしや』が舞台。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないんだけど、マスターに言えば大抵のものは作ってくれる素敵なお店。
それぞれの客ごとにいつも注文するものが違って、「ソース焼きそば」や「あじの開き」など別段特別な料理ではなく、だれもが持ついわゆる「忘れられない思い出の味」。「俺だったら、ひじきの煮つけとおでんかな」なんて思いながら見てました。
年齢も性別も職業もバラッバラな客が集まって、知らないうちに顔見知りになっていく様を見つめるマスターの小林薫がかっこいいのなんのって。。。こんな粋な食堂があったら行ってみたいなぁ。
「こういうお店やってみたい」って、結構な割合で男は思ってると思う。叔父と叔母が小奇麗な居酒屋を経営してて、小学生の頃、毎年田舎に帰る度にお店に居たので、僕のその気持ちはちょっと強め。
隣がビジネスホテルだったこともあって、毎日いろんなお客さん(たまにその筋の人)が来てて、それを見てるだけで十分楽しかったです。何より、カウンターで晩飯を食べているとカウンター越しに叔父さんが「これ、食べてみるか?」と取れたての山菜とか、魚の煮つけを食べさせてくれるのがとても心地よかった。
2シリーズ計20話ありますが、僕は特に、第4話『ポテトサラダ』と第5話『バターライス』で涙腺崩壊しました。しかし、日本ってほんとに食文化が豊かな国だ。
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