治療法には以下の3つがあるみたいです。
- ステロイド
- 高圧酸素療法
- 鍼灸
調べてみると東京の新橋に突発性難聴専門の鍼灸医があったので、そこへ通うことにしました。
初診時は聴力検査の結果を見ながらの問診があるのですが、院長先生曰く「症状は治りやすい低音型です。また、発症してから日が浅いですから、治る可能性は非常に高いです。一緒にがんばりましょう。」と言われかなり気持ちが救われました。この院長先生も耳が不自由な方なので、僕の気持ちを分かってくれているという安心感が半端ない。
1回の治療時間は約40分。そのうち30分はマッサージで残りが針。マッサージは胸鎖乳突筋に対して行うのですが、多くの突発性難聴患者の胸鎖乳突筋はガチガチに硬くなっているそうです。胸鎖乳突筋は鎖骨から耳に伸びている首の筋肉で、この筋肉が硬くなると耳への血行が悪くなり聴力に影響がでるらしく、それをほぐすとのこと。たしかに僕の右側の胸鎖乳突筋はガチガチでした。
この治療を1日2~3回のペースでほぼ毎日続けました。ステロイドは針の効果が出にくくなるらしいので、飲みませんでした(ステロイドはもっと重症の患者さん向けだそうです。)
日々の生活では、次のことに注意するよう言われました
- 睡眠を十分にとること。睡眠不足で調子が悪くなったら、針治療よりもまず寝ること
- 悪い耳を下にして寝ないこと
- 大音量の音を聞かないこと
- 酒は控えること
- 運動など力むことをしないこと
- 飛行機や新幹線に乗らないこと(気圧変化)
0 件のコメント:
コメントを投稿