この利息の計算方法には、「単利」と「複利」と呼ばれる2種類が存在します。「単利」は、元本に対して利息が発生します。これに対して「複利」は元本に加えて、発生した利息に対しても利息が発生します。つまり利息が利息を呼ぶことになります。
運用年数 | 単利の場合 | 複利の場合 | 差額 |
---|---|---|---|
1年目 | 105万円 | 105万円 | 0円 |
2年目 | 110万円 | 110万2500円 | 2500円 |
3年目 | 115万円 | 115万7625円 | 7625円 |
4年目 | 120万円 | 121万5506円 | 1万5506円 |
5年目 | 125万円 | 127万6281円 | 2万6281円 |
10年目 | 150万円 | 162万8894円 | 12万8894円 |
15年目 | 175万円 | 207万8928円 | 32万8928円 |
20年目 | 200万円 | 265万3297円 | 65万3297円 |
右表のように、利率が同じでも単利と複利の運用結果には差があり、その差は運用期間が長ければ長いほど大きくなります。つまり複利運用をする際は、時間を味方につけることが重要となります。
ちなみにアルバート・アインシュタインは「人類最大の発明は複利である」との言葉を残しています。金融商品を検討する際は、年利だけでなく単利なのか複利なのかに注意しましょう。「お金を借りたら複利だった」ってことになると、利子が雪だるま式に増えて大変なことになりますよ。
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