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2012年11月11日

梅干し嫌いが、梅心庵の焼き梅を買ってみた

京都に行った際に寄った梅心庵という梅干し専門店。


僕、梅干しは全く食べれないのですが、店の人に勧められた焼き梅を試食すると、あらおいしい。全く酸っぱくなく、甘いんです。「これは、白ご飯が美味くなる」と考え、買って帰りました。


普通の梅干しのような酸っぱさがないので、梅干しが好きな人には邪道に感じるかもと思っていましたが、梅干し好きな親も「これはおいしい」。


とってつけたステマみたいな記事になりましたが、梅干し嫌いの人はおためしあれ。

2012年10月9日

アウトレイジ ビヨンドを見てきた

久々の映画館。カナダと真逆でみんな静かで緊張した。


結構面白かった。監督が「真剣なシーンほど、笑いが出てしまう」と言っていた意味が良く分かりました。「なんでだれも笑わないんだろう」って思うシーンがちらほら。

どの出演者の演技も素晴らしかったのですが、特に西田敏行の演技と大阪弁が秀逸。ほんの少しイントネーションの怪しい箇所があるくらいで、相手を脅すその所作はネイティブのややこしい大阪人そのものでした(サングラスをかけている姿はジェームスブラウンにしか見えなかったw)


固定の画が多かった前作に比べて、動きのあるカメラワークが増えていました。ちょっと意外。


だけどいつものキタノ映画の通り、あまり売れない気がします。また、一般受けするような分かりやすい表現とテンポという切り口であれば、前作に軍配が挙がります(その代わり、グロも多いですが;)。


個人的な最大の失敗は、事前に予告編やメイキング映像を見すぎていたこと。加えて、タケシ映画が好きすぎて、観客の予想を裏切ろうとするたけちゃんの思考を予測する癖が出て、展開もなんとなく読めてしまいました。


2012年9月3日

麻酔科医ハナ

外科やERを題材にした漫画やドラマが多い中、麻酔科医が主人公という珍しい漫画。あの華岡青洲がちょろっと出てきて、ニヤってしました。(チョウセンアサガオって日本麻酔学会のシンボルなんだそうです)


現在の医療現場は、分野に関わらず慢性的な人材不足により多忙を極めているわけですが、その中でも特に深刻なのが麻酔科医だそうです。

「医者だって悩むし、お腹も空くし、眠たいし、恋愛したい」といったスポットライトが当たらない麻酔科医の日常を、現役の麻酔科医に「リアルだ」と言わせるほど詳細に描いています。

コミカルな表現が多いですが、本質は痛々しいほどにシリアス。「年収3500万円でもやりたくない仕事」と言われている理由がよく分かります。


作中とあるキャラが、麻酔科医の役割を分かりやすく言い表していたので紹介。

医者っていうのは普通、死の淵に落ちそうになる患者を治療して引き上げようとする。

でも麻酔はその逆。劇薬や麻薬をつかって患者の意識・呼吸、時には心臓まで止めて患者をわざわざ死に近い状態まで降ろしていく。

残念ながら現状ではそのあやうい方法が患者を手術による痛み、ストレス、恐怖から守る最善の方法とされている。

手術前にあれほど沢山のモニターをとりつけ管だらけにするのは、全て安全のためだ。

安定した呼吸を確保するためにのどに管を入れ、いざという時、すぐ薬や血液を送り込めるように点滴を刺し、あらゆる計器の力を借りて患者のおかれた状況を把握しやすくする。

そうして麻酔科医はより安全に、患者の命を支えながら下ろしては引き上げているんだ。


そして、その真価が問われるのは、突然患者が落ちそうになったときだ。

その瞬間、どれだけ多くの救命手段を持っているかが、結果を左右する。

New Beginnings/IN FLAMES

Jesperが脱退したので、今のIN FLAMESからは泣きのメロディを聴くことはできないと思ってましたが、こんな曲がありました。



Björn、やるじゃん。

2012年6月20日

きりひと讃歌/手塚治虫

先週末、予定がなくなり暇になった時に読みあさっていた手塚治虫氏の作品。ブラック・ジャックが発表される3年前の医療漫画です。

すごい表紙・・・・

ブラック・ジャックと決定的に違うことは、とにかく暗い。

ブラック・ジャックが『困難や絶望の中に、一筋の希望の光が射すお話』だとすれば、きりひと讃歌は『絶望の中、業を背負い、それでも生きていくお話』。主人公の名前『桐人(きりひと)』がキリストっぽいだけあります。

手塚氏お得意のこんなギャグが一切ないんです

ストーリは、人が犬のようになって死んでしまう『モンモウ病』の研究者である小山内桐人が罹患してしまうことから始まるわけですが、「人間はなぜ人間なのか?外見や肌の色によって決まるのか?いや、人間が人間たる理由は、外見ではなく行動と理念にある」といったメッセージが見えてきます。


白い巨塔のような医局の権力争い(舞台は同じ大阪大学医学部)や、アパルトヘイトなどの人種差別にも触れており、読み応えありあり。作画は非常に重たく鬼気迫るものがあり、執筆当時の手塚氏の精神状態が伺えます。なので、読み切るにはちょいと気力がいります。